2017年11月30日
黒糖焼酎が出来るまで2017
まず、蒸したお米に麹菌(白麹)を種付けします。ドラムと呼ばれる巨大炊飯器に蒸気や風を送ったり回転させたりして微妙な温度調整をしながら行います。

しっかり麹菌がくっついた蒸米を製麴棚(せいきくだな)と呼ばれる装置に広げ菌たちを一晩繁殖させます。
菌が元気になって熱が上がりすぎると風が吹いて温度が冷めるようになっています。(ここでも温度管理が重要)

そして出来上がったのが米麹。(少し黄色っぽくなり酸味を感じます)

そしていよいよこれらをカメに仕込みます。
米麹+ 水 (西平酒造では自然の地下水を使用)+酵母
仕込んで約5日間大切に温度と品質を管理することで“酒母”と呼ばれるお酒の元が出来上がります◎(1番ドキドキする瞬間です。)

(その間にお湯で黒糖を溶かしております。)

酒母と溶かした黒糖がタンクで混ざり合うことでアルコール発酵が盛んに進みます。(きれい)

同時に二酸化炭素が発生し元気にぷくぷくと◎ここから蒸留まで14-20日間ほどじっくりと熟成させます。


こちらを蒸留して焼酎が完成します◎
さあ今期はどんな作品が生まれるのでしょうか。
インターン生Chuckも一生懸命勉強中。
(タンクが黒板に!!)

Posted by 西平酒造 at 13:51│Comments(0)
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